@article{oai:saitama-med.repo.nii.ac.jp:00000838, author = {野田, 智子 and Noda, Tomoko}, issue = {1}, journal = {埼玉医科大学看護学科紀要, Bulletin of School of Nursing| Saitama Medical University}, month = {Mar}, note = {肢体不自由特別支援学校児童生徒の栄養状態の評価シート作成の示唆を得るため,児童生徒の栄養状態を運 動機能別にBMI 指標(BMI, % BMI)とWaterlow(H/A, W/H)指標で評価し,指標についての検討を行った. 研究対象は肢体不自由特別支援学校707 名の既存データである.その結果,運動機能が「臥位・座位」の児は,% BMI の中央値と, 消耗性栄養障害を評価するW/H の中央値が「軽度~中等度栄養障害」,成長発育阻止性栄養 障害を評価するH/A が「中等度栄養障害」に該当し,小学部から高等部へと成長が進むにしたがい「高度栄 養障害」が増加する傾向を示した.一方,運動機能が「歩行障害」の児は% BMI と W/H の中央値が「正常」, H/A が「軽度栄養障害」に該当し,成長による経年変化は見られなかった. このことから,運動機能が「臥位・座位」は「成長発育阻止性」と「消耗性」といった両方の栄養障害を抱 える傾向にあり,成長が進むにしたがって栄養障害悪化のリスクがある.一方,運動機能が「歩行障害」は「成 長発育阻止性」の栄養障害を抱える傾向にあるものの,「消耗性」栄養障害を抱える傾向は少なく,成長によ る栄養障害の悪化リスクも少ないといった運動機能による違いが示された. 以上から, BMI(BMI, % BMI)指標とWaterlow(H/A, W/H)は対象児の栄養状態の評価指標として適用可 能と考えられる.しかし,評価基準は運動機能別に考える必要があり,本研究の運動機能別中央値が参考にな ると考えられる.肢体不自由特別支援学校児童生徒の栄養評価シートは運動機能別に作成する必要がある.}, pages = {1--10}, title = {肢体不自由特別支援学校児童生徒の栄養状態の評価指標の検討}, volume = {15}, year = {2022}, yomi = {ノダ, トモコ} }