@article{oai:saitama-med.repo.nii.ac.jp:00000280, author = {冨田, 幸江 and 大堀, 昇 and 石津, みゑ子 and Tomita, Sachie and Ohori, Noboru and Ishizu, Mieko}, issue = {1}, journal = {埼玉医科大学看護学科紀要, Bulletin of School of Nursing, Saitama Medical University}, month = {Mar}, note = {患者との援助的関係を促進するための共感は重要な看護師の態度となる.本研究では,援助的関係の形成の あり方を学ぶ学内演習における課題レポートから内容を分析し,看護学生の「共感」の意味のとらえ方につい て明らかにすると共に,その意義を検討することを目的とした.その結果,看護学生がとらえた「共感」の意 味は,【「共感」することで,ありのままの患者の理解につながる】,【「共感」することで,患者の不安や悩み を共有できるための信頼関係が築ける】,【「共感」することで,患者自身の力で不安な気持ちを整理すること ができる】,【「共感」することで,患者自身の不安が軽減し,安心につながる】,【「共感」することで,患者自 身が自信をもち,積極的な気持ちになる】であった.これらは,単に心理学的共感としての他者の理解にとど まらず,援助的関係プロセスの視点から「共感」の意味を学んでいた.これは,学内演習で一人の事例K氏を 通して,対象の理解から援助の実施までを学習したことと,事例K氏の不安を聴くためのロールプレイングを 体験したことで,「共感」の意味を具体的に学ぶきっかけのひとつになったと考える.この「共感」に関する 学びは,援助的関係の形成に効果的に活用できる意義あるものとして期待できる.}, pages = {31--38}, title = {看護学生の「共感」の意味のとらえ方 : 援助的関係形成のあり方を学ぶ学内演習からの分析}, volume = {5}, year = {2012} }