@article{oai:saitama-med.repo.nii.ac.jp:00000255, author = {松下, 年子 and 小倉, 邦子 and Matsushita, Toshiko and Ogura, Kuniko}, issue = {1}, journal = {埼玉医科大学看護学科紀要, Bulletin of School of Nursing, Saitama Medical University}, month = {Mar}, note = {精神障害者の家族を講師として招いた精神看護学の授業の有用性を明らかにするために,学生が授業を通じて学んだ内容について記した所感文を分析し,検討した.分析結果からは,学生が講義の中で,①精神症状に接する家族の動揺や,診断が告げられるまでの家族の不安に共感し,家族支援の必要性を理解し得たこと,②統合失調症が発症してから受診に至るまでの経過や,退院後の地域生活の実際を理解し,精神障害者を「患者-看護師関係」の枠組みからみた一患者ではなく,心の病をもつ1 人の生活人間として捉え得たことが把握された.看護学教育において,患者やその家族を講師とした授業の有用性を高めるには,体験談にとどめることなく,教員側は当事者講師をより慎重に計画的に選定し,当事者性を生かした授業デザインを当事者と協働して設計していくこと,講師となる当事者はより意図的な姿勢で,教育活動に参画していくことが求められよう.}, pages = {31--38}, title = {当事者家族による精神看護学授業の有用性}, volume = {3}, year = {2010} }