@article{oai:saitama-med.repo.nii.ac.jp:02000172, author = {島田, 敦 and 野田, 智子 and Atsushi, Shimada and Tomoko, Noda}, issue = {1}, journal = {埼玉医科大学看護学科紀要, Bulletin of School of Nursing| Saitama Medical University}, month = {Mar}, note = {アイデンティティの確立といった発達課題にある青年期炎症性腸疾患患者のレジリエンスと療養生活との関 連を明らかにすることを目的に,通院しながら生活する16 歳~ 30 歳の炎症性腸疾患の患者510 名を対象に 自記式質問紙調査を実施した.調査は日本炎症性腸疾患協会所属の病院・クリニック,全国の炎症性腸疾患 の患者会に依頼.調査内容は目的変数をレジリエンス尺度(森ら, 2002),説明変数を療養生活要因とした. 分析は2 変量解析,多変量解析を実施した.質問紙は510 名に配布し255 部を回収した(回収率50.0%). 255 部のうち回答に欠損のない245 部を分析対象とした(有効回答率96.1%).多変量解析の結果,関連要 因は6 項目が抽出された(調整済みR2 = 0.212).関連要因は「職業」,「相手に合わせて自分の病気を伝え ている」,「同じ病気の方と交流がある」,「自分の病気についていつでも相談にのってくれる両親や医療従事者 以外の方がいる」,「病気のあることで友人や同僚との付き合いに不利がある」,「外出中のトイレに困る」が抽 出された.アイデンティティの確立には共に支えあう仲間の存在が必要である.したがって,患者会の情報提 供や,保健師や養護教諭等が中心となって学校や職場の友人が疾患を理解できるような啓蒙活動を行っていく ことの必要性が示唆された.}, pages = {9--19}, title = {青年期炎症性腸疾患患者のレジリエンスと療養生活との関連}, volume = {17}, year = {2024} }